【書評】アウトプット大全を読んで思ったこと
この記事は樺沢紫苑著、学びを結果に変えるアウトプット大全の内容の要約や、読んで自分が思ったことを書いています。
なぜこの本を読んだのか?
なんか別の本か学校の先生だかの影響でアウトプットが大切やなーって思ってた。
そんで暇つぶしに本屋にいったらアウトプット大全がこの本売れてます!みたいな感じで置かれてて運命感じちゃって買っちゃいました。
アウトプット大全ってどんな本?
アウトプット大全は全5章で成り立っていて、1章ではアウトプットとはなにか、とかアウトプットの重要性について書かれています。
2、3、4章では話す、書く、その他の行動するというアウトプットの方法やそれらによる効果が80項目まとめられています。
そして5章にはアウトプット力を高めるための具体的なトレーニング法が7つ紹介されています。
これらの内容が図やカラー、難しくない日本語を用いて分かりやすく、読みやすく書かれています。
内容の要約、筆者の言いたいこと
知識を詰め込むだけのインプットの学びだけでは現実は変わらない。
人生をより良いものにする、目の前の世界を変えるためにはアウトプットが大切である。
これからのAI時代を生き残るためにも、情報受信者ではなく情報発信者となるべし。
気づき
いいなって思ったこととか、それを受けて何を思ったかとか
自己成長するためには、インプットとアウトプット+フィードバックのサイクルを作ろう
アウトプットするためにはインプットが必要です。
なのでまずインプットをする、次にアウトプットをする、そしてフィードバックを行う。インプットに戻る。
フィードバックっていうのは反省、改善、方向修正、原因の特定などのことです。
なぜフィードバックが必要なのかというと、フィードバックを行わなければ、失敗した原因がわからず同じところをぐるぐるするだけのサイクルになってしまうから。
これでは成長ができません。
PDCAサイクルみたいな感じだなと思った。
ちょっと違うけど。
インプットとアウトプットの理想的な比率は3:7、少なくとも4:6
コロンビア大学の研究によるものらしい。
この法則は自分の場合は勉強に生かせそうだなと思った。
勉強に生かすとすればインプットが教科書や参考書を読むこと、アウトプットが問題集を解くこと、そして忘れちゃいけないのがフィードバック、これはなぜこの問題が解けなかったのかを考えることに当たるかなと考えた。
体験したことについて伝える時、事実に加え自分の感想と意見を入れる
例 「話題のラーメン屋に行きました」が事実。ラーメンはどんな味で、自分はそれを美味しいと思ったのか的な感想。
自分の感想、意見を述べることで、話に価値が生まれる。
たしかに、この本読みました!ってだけじゃ「へー、そうなんだ」で終わるかも。
他とは違う自分らしさっていうのが大切なのかなって思います。
自分の言葉で説明することで、意味記憶がエピソード記憶に変換され、記憶に残りやすくなる
聞きなれない言葉が出てきたと思うので説明すると、記憶には二つの状態があって意味記憶というのは点の状態、エピソード記憶というのは線の状態、ってことです。
つまり記憶は点の状態だと覚えにくい、点と点を結んで線にすると覚えやすい。
本の中では例として三角形の面積の公式の説明があげられていました。
三角形の面積の公式は「底辺×高さ÷2」です。これが点の状態
対して、三角形の面積の公式は「長方形を書きます、次に対角線を引きます。すると二つの三角形が浮かんできます。この三角形一つの面積は長方形の面積の半分なので、底辺×高さ÷2です。」みたいなかんじ。これが線の状態。
もう一つ例あげるとすれば歴史の暗記。
年号と起きた出来事の名前と内容だけを覚えてるのが点の状態。
加えて、○○という出来事と××という出来事の間にある関係、なぜそんなことが起きたのか、まで理解しているのが線の状態。
ちょっと難しいかもだけど相手のためにもなるし何より自分のためになるので、自分の言葉に変換できるようにしたい。
まとめ
買ってよかったなーって思えた本です。
アウトプット大全の最後の章でアウトプットのトレーニング法として、読書感想文を書くこと、ブログを書くことがありました。
こうして今僕がブログに読書感想文を書いてることから、この本の影響力がすごいということがわかってもらえると思います。
自己成長したい人、具体的なアウトプットの方法が知りたい人、アウトプット大全おすすめです。