ストレッチについて
先日、ストレッチについて学校の課題で調べる機会がありました。
それで頑張って書いたことだし、というもったいない精神からこのブログに残すことにしました。
ストレッチについて
ストレッチには英語で「伸ばす」という意味があります。
この意味から連想できるように、以下で扱うストレッチは筋肉や腱を伸ばす柔軟体操のことを指します。
ストレッチは筋肉や腱を柔らかくし、稼働領域を広げることが目的です。
主な効果としては身体の柔軟性の向上維持、血液循環の改善などが期待されます。
なぜ体が柔軟になるの
関節周りの筋肉が固くなると、本来体を動かせる範囲より動きが狭まります。
ストレッチを行うと関節周りの筋肉が柔らかくなり関節の可動域が広がるため、身体の柔軟性が向上することが期待されます。
身体の柔軟性が向上することは怪我をしにくい体につながるといっても過言ではないでしょう。
なぜ血流が良くなるの
硬くなった筋肉は、神経を圧迫し血流障害を起こします。
ストレッチは筋肉を柔らかくするので血流が良くなります。
また血流が良くなると酸素や栄養分が筋肉に届きやすくなるので代謝が上がります。
代謝が上がればダイエット効果が期待できます。
ストレッチの種類
ストレッチは大きく分けて二つに分けることができ、一方は静的ストレッチ、もう一方は動的ストレッチと呼ばれます。
静的ストレッチ
静的ストレッチとは筋肉を勢いや反動をつけずゆっくりと伸ばし、柔らかくして可動域を広げるといったものです。
静的ストレッチ特有の効果としてはリラックス効果、疲労回復、肩こり腰痛の改善が期待できます。
静的ストレッチを行うと副交感神経が優位に働きやすくなります。副交感神経が優位になると血圧、心拍数が下がり、リラックスすることができます。
このため行うタイミングとしては運動後や就寝前が適していると考えられます。
具体的な静的ストレッチの例としては開脚して上半身を前に倒すストレッチ、長座体前屈、体の後ろで手を組むストレッチなどがあります。
動的ストレッチ
動的ストレッチははずみや反動を使い動きながら行うストレッチのことです。
動的ストレッチ特有の効果としては怪我の予防、筋トレの効果UP、運動パフォーマンス能力UPなどが期待されます。
動的ストレッチを行うと交感神経が優位に働きやすくなります。交感神経が優位になると血圧、心拍数が上がり、体がシャキッとし、活動的になります。
このため行うタイミングとしては運動前や起床後が適していると考えられます。
具体的な動的ストレッチの例としてはラジオ体操第一の動作やマエケン体操などがあります。
ストレッチをする際に意識すること、コツ
ストレッチをする際に意識することは3つあります。
一つめは特定の姿勢を15秒以上はキープすることです。
人間の体が限られた領域の中でしか動かないのは脳が動きを制御するからです。その制御はすぐには解けないため、目安として15秒以上はその姿勢をキープしましょう。
二つめは自然に呼吸することです。
息を止めて力んだ状態ではリラックスできず効果が薄れてしまいます。ゆっくりとした呼吸を心がけましょう。
三つめはどこを伸ばしているのか、どこを動かしているのかを意識することです。
まとめ
ストレッチには静的ストレッチと、動的ストレッチの二種類がある。
起床後、運動前には動的ストレッチ。就寝前、運動後には静的ストレッチが適している。
ストレッチを行うことで筋肉が柔軟になります。筋肉が柔軟になれば怪我のしにくい体ににつながったり、代謝が上がってダイエット効果が期待できます。
ストレッチをして健康的な体を手に入れましょう!